光脱毛/IPL脱毛について

2022年09月30日 22:44
カテゴリ: 美容


光脱毛(フラッシュ脱毛)
はエステサロンで主流となっている脱毛方法です。

色んな呼び方がありますが基本的には

IPL方式(インテンスパルスライトの略称)と
SHR方式(スーパーヘアーリムーバルの略称)
に分けられます。

本日は【IPL】の光についてお話しします。

【IPL】は家庭用脱毛機でも主流になってますね^ ^
家庭用は誰でも使えるように安全最優先の為、出力は弱いですが、仕組みは一緒です。

それはレーザーも同じで

光は毛のメラニン(黒色)に反応し、熱をもち、周辺細胞の温度を上昇させます。毛包や、その奥の毛乳頭と呼ばれるものですね。

毛乳頭の先には毛をつくる工場と言われている毛母細胞があります。
熱が加わると細胞たちは熱変性をおこし(生玉子をゆでたら固まる現象も熱変性)元気な毛を生やす事が難しくなります。その後お肌のターンオーバーと共に毛と細胞は老廃物として体外に排出されます。

この毛母細胞がpointなんですが、毛母細胞が熱変性を起こさないと、どんだけたくさんの強い光を当てても脱毛効果が得られません。
毛母細胞に熱を加えるには毛が毛母細胞とくっついている【成長期】を狙わないといけません。

成長期について少しご説明。

毛の生え変わるサイクルを毛周期と言います。

(毛周期=成長期→退行期→休止期→成長期、、と繰り返し生え変わる)

髪の毛を洗った時に何本も毎日抜け落ちるのに見た目が変わらないのは、自分達が思っている以上に毛は多く、毎日抜けては生えてを繰り返しているからで、身体の毛も気づかないだけで毎日抜けています。


話をIPLに戻します。


その為、退行期、休止期の毛穴が成長期に変わった時期を狙って光をあてる必要があり、脱毛卒業まで時間がかかりました。

IPLの最も大きなデメリットと言えます。

ただ、長年行われていた脱毛方法であり、エビデンスがあり、効果の部分では信用できる脱毛方法です。

そして、毛の中でも太くて濃い毛を得意とします。

当サロンの脱毛機はIPLの光も出ているので脇や脚、VIO等太めの毛は1回でつるんとなるのでビックリされます。
(※個人差あります)

勿論何年も生えてこないようにするには数回通う必要があります(^^;

もっと詳しくお話したいのですが文字数オーバーな為ここまで。
次回は【SHR】についてです。

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